ウイスキーをスモーキーに変身させる裏技

ウイスキーの中にはスモーキーフレーバーという独特な風味を持つものがあります。

スモーキーフレーバーというのは直訳すると煙の風味ということなんですけどね

ウイスキーを語る上では欠かせない特徴のひとつになっているわけです

 

なんでウイスキーに煙りの味がつくんでしょうか

それはウイスキーの原料である大麦を乾燥させる時にピートという泥炭を

燃やしてその熱風(煙)を用いているからなんですねぇ

乱暴な言い方をすれば、ウイスキーの原料は燻製された大麦なんですね!

 

スモーキーの代表格といえばラフロイグというウイスキーが有名ですね

チャールズ皇太子の家飲みウイスキーとしても知られています

最近では近所のスーパーでも買えるようになりました

   

このラフロイグ、初めて飲む人の感想で多いのが「正露丸の匂い」なんです

どうして正露丸の匂いなんてするのでしょうか

その理由は正露丸の主成分にあります(以下 大幸薬品HPより引用)

正露丸の主成分である木(もく)クレオソートは、ブナやマツなどの原木を乾留して得られる木(もく)タールを精製した淡黄色透明の液体です。

 乾留というのは簡単にいうといぶした煙を集めて液化させる作業ですので

燻製の香りを凝縮したもの、ともいえそうです

 

はい!どうですか!

ラフロイグと正露丸の共通点は、燻製香ということでよろしいでしょうか!

つまりウイスキーのスモーキーフレーバーは

燻製の香りなのです(言い切った)

 

やっと本題に入ります

自作のウイスキーにはスモーキーフレーバーがありません

(それも十分美味しいんですけど)

かといってウイスキーを燻製にするわけにもいかないので。。。

もう反則技のスモークリキッドを使いますよ

これね宅急便の箱を開けただけで正露丸の匂いがするんですよ!

強烈です
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 さーー入れますよ
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実際は台所の流しの中でやりました

だってこんなのこぼしたら家中焚き火の匂いになりますよ

とりあえず、小さじ1/2くらい入れてみました

その結果は!

 

 

 

 

あのね。。

ラフロイグにはなりませんよ。そりゃぁ。何言ってんすか(涙)

なるわけないでしょ

なったらおかしいでしょうよ

 

まぁでもスモーキーにはなります。

でも何か違うんですよね。ピート香では無いです。

煙っぽい埃っぽい味というか

でもまぁいいじゃないですか

ウイスキー好きな人なら試す価値ありますよ!

一杯のグラスに耳かき一杯くらい入れて

色々なウイスキーで試すのも楽しそうです

 

ちなみに今回のスモークリキッドはヒッコリーという木でしたけど、

桜の木もありました。桜の方が良かったかもしれません

 

 

おしまい!